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後期試験を実施する大学は少ない
国公立大学前期の倍率ランキングでも述べていますが、後期試験を実施する国公立大学の数はそう多くありません。
後期試験を廃止する大学も出てきていますので、常に最新情報をチェックするようにしましょう。
2017年度入試の場合、大阪大学が後期日程を廃止したため、近畿地区で後期試験を実施したのは奈良県立医科大学のみでした。
前期試験より倍率が高いのはなぜ?
なぜ国公立後期の倍率の方は高くなるのか?その理由を考えてみましょう。
まず、大学が設定する「定員」が、前期よりもかなり少ないことが挙げられます。
受験者数が減ったとしても、定員がそれ以上に減ってしまうので、必然的に倍率は高くなるのです。
また、「合格者数」が前期より少ない、ということも理由の一つです。
国公立医学部の後期試験を「滑り止め」で受ける人はほとんどいません。
合格した人は、他の大学に流れたり浪人を選んだりせず、ほぼ確実に入学すると考えられるので、大学側は定員と同じくらいの人数しか合格させないのです。
後期試験の志望校選びは慎重に!
国公立大学の後期試験では試験内容が変更されたり、大学独自の課題が出題されたりすることも多くありますので、志望校の試験内容を確認しておくことが大切です。
千葉大学では、前年まで「総合問題+面接+小論」という試験を実施していましたが、2017年度は「数+理2科目+外国語+面接」という内容に変更されました。
自分が受験する年にはどのような変更があるのか、正確な情報をいかに入手するかが大切であると言えるでしょう。
また、前述の通り、後期試験を廃止する大学もありますので注意が必要です。
2017年度入試では大阪大学が後期日程を廃止したため、近畿地区で唯一の後期試験実施校となった奈良県立医科大学に受験生が集中し、倍率が跳ね上がるという事態になりました。
「前期の対策だけで精一杯なのに、後期について調べる余裕なんて…」という方もいると思いますが、医学部専門予備校や塾ではこのような情報収集に普段から努めているところも多いので、
プロの力を借りてアドバイスを求めるのも良いでしょう。
万一後期試験がラストチャンスになってしまっても、最後まであきらめないことが大切です。
難易度の高さや定員の少なさを乗り越え、後期試験で逆転合格を果たした先輩もたくさんいることを忘れないでください。
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- ※上記のランキングは2017年度のデータを参考に作成されています。
- ※合格者の数値は現役・浪人生数が含まれたものです。